復興へ住民から意見聴取、真備 倉敷市長ら参加

岡山県倉敷市真備町地区で開かれた「復興懇談会」で、あいさつする伊東香織市長=3日午後

 岡山県倉敷市は3日、西日本豪雨で大規模な浸水被害を受けた真備町地区で「復興懇談会」を開き、伊東香織市長らが同地区の復興計画の策定に向けて住民らから意見を聞いた。参加者からは、堤防の強化や住宅再建について質問や要望が相次いだ。

 懇談会は、意見を聞く対象地域を七つに分けて10日までに順次開催。初日となったこの日は、2地域の住民が参加した。

 伊東市長は被災家屋や中小企業、農業者への支援策を説明。質疑応答では早急に治水対策に取り組むことや、国や県への要望についても市が仲介などを協力すると強調した。


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