自民、参院「鳥取島根」候補合意 「徳島高知」は結論出ず

「合区」に関し、自民党の二階幹事長(右から3人目)らと協議に臨む(左から)島根県連の竹下亘会長、鳥取県連の石破茂会長=2日午後、東京・永田町の党本部

 自民党執行部は2日、来年夏の参院選「合区」のうち「鳥取・島根」選挙区に舞立昇治参院議員(鳥取選挙区選出)を擁立することで合意した。島根選挙区の島田三郎参院議員は比例代表に回る。週明けにも公認決定する。「徳島・高知」選挙区については結論が出ず、年内の合意を目指して調整を続ける。

 党本部で二階俊博幹事長、甘利明選対委員長、吉田博美参院幹事長らが協議した。合区は2016年の前回参院選から導入され、その際、自民党は島根選挙区選出だった青木一彦氏が「鳥取・島根」から出馬した。

 「徳島・高知」は、一本化の見通しが立っていない。


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