補正予算案、衆院を通過 与党、7日成立を目指す

2018年度補正予算案を可決した衆院本会議=2日午後

 衆院は2日の本会議で、西日本豪雨や大阪府北部、北海道の地震の復旧費など9356億円を盛り込んだ2018年度補正予算案を全会一致で可決した。参院に送付された。5日から参院予算委で審議する。与党は7日に成立させる方針で、速やかに外国人労働者受け入れ拡大に向けた入管難民法改正案などの法案審議に入りたい考えだ。

 安倍晋三首相は予算委で、口利き疑惑が報じられた片山さつき地方創生担当相について「与えられた職責をしっかり果たしてほしいと期待している」と続投を容認。野党の更迭要求を拒否した。

 片山氏も「与えられた職務を粛々と果たしたい」と答えた。


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