白鵬、九州場所出場に不透明感 手術後の稽古再開

右膝にサポーターを着け四股を踏む白鵬=福岡県篠栗町の宮城野部屋宿舎

 10月18日に右膝の骨片除去手術を受けた大相撲の横綱白鵬が31日、福岡県篠栗町の宮城野部屋で稽古を再開したが、患部にサポーターを着け、四股やてっぽうなどの基礎運動にとどまった。右膝に力を入れて動くことについて「来週にはしたい」と話すなど慎重な調整の見通しで、九州場所(11月11日初日・福岡国際センター)の出場に不透明感が増した。

 白鵬は右膝とともに、右足首の遊離軟骨を取り除くクリーニング手術を受けていたことを明かした。足首にテーピングを施し「今日は足首が痛かった」と説明した。現時点では右足をスムーズに動かすことを意識しているという。


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