東京・御茶ノ水駅に昭和の石壁 広場整備工事で発見、完成に遅れ

JR東日本が整備を進める御茶ノ水駅の聖橋口駅前広場のイメージ(同社提供)

 JR東日本は24日、東京都千代田区の中央線御茶ノ水駅に新たな駅前広場を整備する工事で、昭和初期に線路の土を支えていたとみられる石の壁など埋設物が地中から広範囲に見つかったと発表した。約500平方メートルの広場は、駅東側の聖橋口に2020年度完成予定だったが、埋設物の撤去に時間がかかり、23年度にずれ込むとしている。

 御茶ノ水駅は近隣に大学病院が多く、利用客の要望が強かったエレベーターやエスカレーターの増設などバリアフリー化工事も進行中で19年1月以降、順次使用を始める。


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