NY株続落、125ドル安 一時548ドル安も買い戻し

 【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比125・98ドル安の2万5191・43ドルで取引を終えた。朝方はサウジアラビアの記者死亡事件への懸念やイタリアの財政不安などを背景に売りが膨らみ、下げ幅が548ドルに達する場面もあったが、その後は買い戻しが入って下げ幅を縮めた。

 建設機械のキャタピラーが急落し、相場全体を押し下げた。米中貿易摩擦の激化を背景に「業績の先行きに対する懸念が意識された」(米S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスのシルバーブラット氏)。


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