明治天皇ひ孫、北白川道久氏死去 伊勢神宮の元大宮司

死去した北白川道久氏

 明治天皇のひ孫で、伊勢神宮の元大宮司の北白川道久(きたしらかわ・みちひさ)氏が20日午後4時、急性肺炎のため死去した。81歳。東京都出身。葬儀・告別式は28日正午から東京都港区南青山2の33の20、東京都青山葬儀所で。喪主は妻慶子(けいこ)さん。

 旧皇族で、北白川宮家の北白川房子妃(明治天皇七女)の孫。戦後、皇籍を離脱した。2001〜07年、伊勢神宮(三重県)の大宮司を務めた。天皇、皇后両陛下の長女黒田清子さんと慶樹さんの05年の結婚式では、斎主を担った。神社本庁の統理も歴任した。


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