片山さつき氏が文芸春秋提訴 口利き疑惑報道巡り

 週刊文春による口利き疑惑報道で名誉を傷つけられたとして、片山さつき地方創生担当相は22日、発行元の文芸春秋(東京)に1100万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。片山氏の代理人弁護士が明らかにした。

 訴状によると、18日発売の週刊文春は、片山氏側が2015年、会社経営者から100万円を受け取り、この会社の確定申告に関して国税庁の関係者に電話をしたとの記事を掲載した。

 片山氏側は「国税当局への働き掛けを引き受けたことはなく、記事は事実に基づかない」と主張。文芸春秋は「記事には自信を持っており、次号以降でその真実性を証明していく」とのコメントを出した。


  • LINEで送る