エボラ患者の移動先公表、厚労省 危険な感染症の拡大防止

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 エボラ出血熱などの危険な感染症が海外から持ち込まれて拡大するのを防ぐため、厚生労働省は21日までに患者が見つかった際には渡航先や発症後の移動ルートなどを公表する方向で検討を始めた。専門家検討会で、エボラ熱のほか、中東呼吸器症候群(MERS)や新型インフルエンザなどが発生した場合についても順次議論する。

 2015年に韓国で起きた致死率の高いMERSの流行では、患者が訪れた病院名が公表されなかったため、感染拡大を許した。多くの外国人が訪れる東京五輪・パラリンピックを前にこうした事態や混乱を避けるため、厚労省はあらかじめ公表する情報の基準を定めることにした。