首相、新政府専用機を羽田で視察 来年度に2機導入

羽田空港に駐機する新政府専用機。外遊から帰国した安倍首相夫妻(右側のタラップ中央)が機内に入って視察した=20日午後

 安倍晋三首相は20日、来年度に導入される新たな政府専用機を昭恵夫人と共に羽田空港で視察した。担当者の説明を受けながら、機内に入って会議室や、首相が使うことになる部屋の様子を確認していた。

 新専用機はボーイング777―300ERで、2機導入される。現在は拠点となる航空自衛隊千歳基地(北海道千歳市)で運用試験や乗務員の訓練を進めている。運航訓練を兼ねて1機が羽田へ飛来し、現行の専用機(ボーイング747)と翼を並べた。

 政府専用機は皇室や首相の外国訪問などに使用される。

 現行機は1993年に運用を開始。本年度での引退が決まっている。


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