東証続落、終値126円安 サウジと米の関係悪化などが重荷

東京証券取引所

 19日の東京株式市場は、米国とサウジアラビアの関係悪化に対する懸念が強まり、日経平均株価(225種)は続落した。終値は前日比126円08銭安の2万2532円08銭。下げ幅は一時400円を超え、約1カ月半ぶりの安値を付けたが、午後は買い戻されて下げ渋った。

 東証株価指数(TOPIX)は11・79ポイント安の1692・85。出来高は約12億8100万株。

 前日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が大幅下落したことや、中東情勢の不安定化への懸念が広がり、朝方から売り優勢となった。

 その後は、投資家が持ち高を調整する動きが出て、徐々に下げ幅を縮めた。


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