海自護衛艦、シンガポールに寄港 最新鋭の「かが」、共同訓練で

シンガポールの海軍基地に寄港した海上自衛隊の護衛艦「かが」=18日、シンガポール(共同)

 【シンガポール共同】各国海軍との共同訓練のため南シナ海からインド洋にかけて長期派遣されている海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「かが」などが18日、シンガポールの海軍基地に寄港した。23日まで寄港し、シンガポール海軍と訓練を実施する。

 海上自衛隊によると、かがは全長248メートルで日本が所有する最大で最新鋭の護衛艦。14機のヘリコプターが搭載可能。8月26日から今月30日まで訓練に派遣され、インドやスリランカなどにも寄港した。

 20日にはシンガポールで東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議が予定されており、中国をけん制する狙いがあるとみられる。


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