2018年10月18日 10:23 | 無料公開
デビッド・スティルウェル氏(米国防総省提供・共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は17日、日本を含む東アジア・太平洋地域を担当する国務次官補に、韓国語と中国語が堪能な元空軍准将のデビッド・スティルウェル氏を指名した。ホワイトハウスが発表した。就任には上院の承認が必要。
高官人事が停滞してきたトランプ政権では、アジア外交の要である国務次官補も空席が続き、政権発足以来の課題となっていた。北朝鮮の非核化を巡る交渉や中国との対立激化など懸案が山積する中、日米関係も担う同ポストがようやく埋まる見通しになった。
トランプ氏は政府高官に軍経験者の重用が目立っており、アジア外交も元軍人に託した形だ。