石油の統合新会社の社長に木藤氏 出光と昭シェル、体制維持

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出光の木藤俊一社長

 2019年4月に経営統合する石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油が、統合後の新会社の社長に出光の木藤俊一社長(62)が就く人事を固めたことが16日、分かった。出光の月岡隆会長(67)と昭シェルの亀岡剛社長(61)は代表権のある取締役となり、現在の経営体制を維持する。

 出光の大株主である創業家側からは、出光昭介名誉会長の長男正和氏と顧問弁護士が社外取締役となることで調整が進んでいる。創業家は経営に関与できることを条件に統合に賛成した。

 月岡会長は、統合に反対していた創業家の説得に時間を要したため、責任を取って退くとの見方も出ていた。