犠牲者悼み100日法要、真備町 西日本豪雨から復興願う灯も

西日本豪雨の発生から100日となり、キャンドルに灯をともす住民ら=14日夜、岡山県倉敷市真備町地区

 西日本豪雨の発生から14日で100日となり、広範囲が浸水して甚大な被害が出た岡山県倉敷市真備町地区の金峯寺で、犠牲者を慰霊する百か日法要が営まれた。14日夜には倉敷市役所の真備支所で、復興を願ってキャンドルに灯をともすイベントも催された。

 寺の檀家6人が豪雨で亡くなり、それぞれの遺族や親族十数人が合同供養に集まった。住職による読経が本堂に響く中、参列者は焼香して手を合わせ、犠牲者を悼んだ。

 亡くなった守屋孝恵さん=当時(84)=の長女松村好美さん(55)は法要後、「自分が母の代わりに精いっぱい生きることが供養になると思う。安らかに眠ってほしい」と話した。


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