バレー部顧問指導の調査を要請 高3自殺で父親、岩手

盛岡市内で記者会見する自殺した男子生徒の父親=13日午後

 岩手県立不来方高(同県矢巾町)のバレーボール部の男子生徒(3年)が7月に自殺した問題で、生徒の父親が13日、岩手県庁で県教育委員会の担当者と面談し、顧問の男性教諭による行き過ぎた指導が原因だとして、遺族の推薦する委員を加えた第三者委員会を設置し、顧問の指導内容を詳細に調査するよう求めた。

 父親によると、県教委は第三者委は設置する方針だが、遺族が推薦する委員を加えることは「公平さを欠く」と拒んだという。

 生徒の両親は「顧問からいつごろ、どのような言動があったのか詳細に明らかにしてほしい」としている。


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