国際通貨金融委員会が閉幕 米中貿易摩擦や通貨安を議論

 【ヌサドゥア共同】国際通貨基金(IMF)の運営方針を決める国際通貨金融委員会(IMFC)は13日、インドネシア・バリ島で2日目の討議を終え閉幕した。米中貿易摩擦や新興国の通貨下落など世界経済の懸念材料を議論。当面の活動方針などを示すIMFCとしての声明をまとめ、一段の景気減速の回避を目指す。

 IMFは今月発表した世界経済見通しで、2019年の世界全体の実質経済成長率を7月時点から0・2ポイント引き下げ、3・7%と予想した。貿易摩擦は世界経済を押し下げるリスクと指摘し、早期解決を求めている。


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