セクハラ指摘の市議が辞職、埼玉 「議会に支障」とコメント

 埼玉県川越市職員の30代女性からセクハラ行為を指摘されていた新井喜一市議(68)は12日、市議会議長宛てに辞表を提出、議長は辞職を許可した。新井氏は辞職理由について「事実関係にかかわらず、私が議員でいることで議会運営に支障をきたす」などとするコメントを出した。

 女性は、懇親会や飲み会で、新井氏に無理に飲酒を勧められた上、太ももを触られたり、「おっぱい大きかった?」と言われたりしたとして、9月に厳重な処分を求める要請書を市議会に提出。新井氏は「卑猥な言葉を投げかけた事実はない」と否定していた。

 市議会は第三者委員会を設置し、事実関係を調査している。


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