九電、13日に太陽光出力制御へ 全国初、安定供給維持目指し

九州電力本店=2011年7月、福岡市中央区

 九州電力は12日、電力のつくり過ぎによる需給バランスが崩れることを防ぎ、電力の安定供給を維持するため、13日午前9時から一部の太陽光と風力発電の事業者に一時的な発電停止を指示する出力制御を実施すると発表した。想定する規模は43万キロワット。離島以外での本格的な再生可能エネルギーの出力制御は全国初となる。

 九電は11日に、好天が予想される一方、電力需要が低くなると見込まれる13、14の両日に出力制御を実施する可能性が高いと公表した。


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