体操、故障内村を全種目起用方針 世界選手権予選、水鳥強化本部長

 日本体操協会の水鳥寿思男子強化本部長は12日、東京都内で取材に応じ、現時点で9月25日に右足首を故障した内村航平(リンガーハット)を代表入りしている世界選手権(今月25日開幕・ドーハ)の予選で全6種目に起用する方針であることを明らかにした。内村は2日の試技会で4種目の演技にとどめ、着地の衝撃を避けるために降り技をしなかった。

 水鳥強化本部長によると、徐々に着地もこなせるようになっており、順調に回復すればドーハ入りしてから試技会で回避した床運動と跳馬も練習する予定。「少しでも(右足首の状態が)後退すると厳しい。慎重にやっている」と述べた。


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