2018年10月12日 18:34 | 無料公開
平壌市内でインタビューに答える北朝鮮の社会科学院経済研究所の李基成教授=11日(共同)
【平壌共同】北朝鮮のシンクタンク、社会科学院経済研究所の李基成教授(75)は12日までに共同通信のインタビューに応じ、2017年の国内総生産(GDP)は前年比約3・7%増の307億400万ドル(約3兆4400億円)でプラス成長だったと主張した。北朝鮮がGDPを公表するのは近年では異例で、両年のGDPが明らかにされたのも初めて。
他国に依存しない「自立経済強国」を掲げる中、国際社会の制裁下でも経済が発展しているとアピールする狙いとみられる。ただ、根拠となる統計や物価上昇率は公表されず、検証は困難だ。