日本風景街道の活性化へ、国交省 全国141ルートの発信強化

北海道の洞爺湖=2008年3月

 国土交通省は、観光振興のため景色が美しい道路を登録する「日本風景街道」の活性化に乗り出す。年度内にも多言語対応のポータルサイトを新設し、情報発信を強化。将来は自治体や住民団体による景観改善の取り組みなどを対象に、全国的な表彰制度を設ける方針だ。

 風景街道の登録は2007年に始まった。現在「支笏洞爺ニセコルート」(北海道)「やんばる風景花街道」(沖縄県)など全国141ルート。訪日外国人旅行者の地方誘導も視野に、有識者会議でてこ入れ策を検討していた。

 現在のポータルサイトは日本語でしか閲覧できないため、英語、中国語、韓国語なども表示できるよう刷新する。


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