地震捜索活動、12日夕打ち切り インドネシア

11日、インドネシア・スラウェシ島のパルで、津波の犠牲者捜索に当たる人々(ゲッティ=共同)

 【ジャカルタ共同】インドネシア国家災害対策庁のストポ報道官は11日、記者会見し、地震と津波が襲ったスラウェシ島の被災地での生存者捜索活動を12日夕方に打ち切ると発表した。当初は11日に打ち切る予定だったが、行方不明者の家族らの要望を受け1日延長した。

 捜索打ち切りは、9月28日の地震発生から2週間が経過し、生存者が見つかる可能性が極めて低くなっていることや、液状化現象が広範囲で発生したため泥や土砂に埋まった全ての家屋を掘り起こすのが困難なことが理由とみられる。


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