銃剣所持の陸自隊員、一時不明 訓練中に、北海道恵庭市

 陸上自衛隊第7師団(北海道千歳市)は11日、北海道大演習場島松地区(恵庭市)で、射撃訓練中だった男性隊員(22)が、小銃や刃渡り約15センチの銃剣を持ったまま一時行方不明になったと発表した。同日昼にいなくなり、午後10時ごろに捜索中の隊員が演習場内で発見した。

 師団によると、隊員は第71戦車連隊所属の陸士長。同日朝から競技会に向けた射撃訓練に参加していたが、昼休み中に「トイレへ行く」と告げた後、行方が分からなくなっていた。発見時、小銃や銃剣はそのまま所持していた。実弾や弾倉は行方不明になった当時から持っていなかった。

 隊員約1500人が捜索にあたった。


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