2018年10月11日 18:10 | 無料公開
11日の東京外国為替市場の円相場は一時、1ドル=111円台に上昇した。約3週間ぶりの円高水準。
午後5時現在は、前日比85銭円高ドル安の1ドル=112円22〜23銭。ユーロは45銭円高ユーロ安の1ユーロ=129円50〜54銭。
米国を中心とした世界的な株価急落を受け、投資家の姿勢が消極化し、相対的に安全な資産とされる円を買ってドルを売る動きが優勢だった。
ただ、市場では「米国経済の強さを背景に『株安、円高は一時的』との見方も多く、株式市場ほどの大きな動きにならなかった」(外為ブローカー)との指摘があった。