はやぶさ2、着陸来年に延期 小惑星に岩多く方法見直し

はやぶさ2から放出した、小型ロボットから撮影した小惑星りゅうぐうの地表(JAXA提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、探査機はやぶさ2の小惑星りゅうぐうへの着陸を、当初予定していた今月下旬から来年1月後半以降に延期すると発表した。小惑星は表面がどこも岩だらけででこぼこなため、安全な着陸方法を考え直すとしている。

 これまでの調査で、安全に着陸できる平らな場所が予想以上に狭いことが判明。今月下旬にかけ2回の着陸リハーサルを行い、精度良く着陸させるための準備をする。

 11〜12月には太陽との位置関係から、いったん探査機との通信ができなくなるため、その後に着陸のタイミングを探る。


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