30年ぶり赤い丸ノ内線復活 東京メトロが公開

公開された丸ノ内線新型車両の丸い形をした窓=11日午前、東京都中野区

 東京メトロは11日、来年2月、丸ノ内線に登場する新型車両「2000系」を東京都中野区の車両基地で公開した。車両全体が同線のシンボルカラーの赤となり、先頭部分や天井が丸みを帯びているのが特徴。1988年デビューの現行の「02系」はアルミの車体側面に赤い帯が入ったデザインで、赤を全体に彩った車体は約30年ぶりの復活となる。

 丸ノ内線では1954年の開業当初から走った「300形」が、全体を赤くした色合いだった。今回採用されたのは「グローイング・スカーレット」と呼ばれる赤色で、側面に白い帯が入る。2022年度までに、53編成を02系と入れ替える。


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