給食牛乳で千人が異臭訴え、茨城 18人体調不良に

 茨城県教育委員会は5日、県内7市町の学校給食で4日に提供された牛乳を飲んだ生徒や教職員1014人から異臭がするなどの訴えが相次ぎ、18人が体調不良になったと明らかにした。県内では、昨年にも同じ業者が製造した牛乳で生徒らが異臭を訴えたことがあり、水戸保健所や業者が原因を調べている。

 県教委によると、水戸市やひたちなか市、那珂市など県内7市町の小中計71校のほか、幼稚園と県立の特別支援学校それぞれ1校で、児童や生徒、教職員らが「いつもと味が違う」などと訴えた。体調不良について、県教委は「牛乳との因果関係は分からない」としている。


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