富山の動物園でサル2頭が脱走 1頭は園外に

 富山市ファミリーパークは5日、園内で飼育しているニホンザル2頭が脱走したと明らかにした。1頭は園内で確認されているが、もう1頭は敷地外に出た可能性が高いとしている。捕獲や施設点検のため当面休園とする。

 同パークによると、ニホンザル36頭を飼育していたが、9月29日に5歳前後の1頭が行方不明になっていることが判明。さらに5日、展示場の柵を乗り越えて逃げる10歳の雄を職員が目撃した。柵は高さ3メートルと5メートルの二重構造になっており、それぞれ脱走を防ぐため、電流が流れていた。

 パークは5日、雄の脱走を確認後、来園者を退園させた。


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