電源を分散し安定供給を 道経連の高橋会長

 北海道経済連合会の高橋賢友会長(元北海道電力副社長)は4日、共同通信のインタビューに応じ、9月の全域停電を踏まえ「北海道電は電源の分散化を進めているが、さらに電力の安定供給に努めてほしい」との考えを示した。

 道は3日、停電による商工業の損失が推計約1300億円に上ると発表した。高橋氏は「道経済は深刻な影響を受けた」と指摘。「主力の観光業で風評被害から多くの宿泊キャンセルが出ている」として情報発信を強化するとともに、復興に向け国などに財政措置を求めた。


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