日大・宮川選手が練習に復帰 アメフット反則タックル問題

取材に応じる日大アメフット部の橋詰功監督=4日午後、東京都世田谷区

 日本大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、関西学院大との定期戦で危険なタックルをした宮川泰介選手(20)が4日、同部に復帰して練習に参加した。東京都内で行われた練習は冒頭のみ公開され、宮川選手はチームメートとともにウオーミングアップし、短い距離のダッシュなどで体を動かした。

 練習前に取材に応じた橋詰功監督は、宮川選手と8月半ばに話をした際に「フットボールが好きで、最もやりたいスポーツだというのが見え隠れしていた。それを制限するのが正しいのか」と感じ、復帰を後押ししたという。同部の選手も「うれしい、やっと一緒にできる」と歓迎していると説明した。


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