ボクシング井上尚の挑戦者が会見 「経験の差が出る」とパヤノ

公開練習で汗を流す、フアンカルロス・パヤノ=2日、東京都新宿区の帝拳ジム

 世界ボクシング協会(WBA)バンタム級タイトルマッチ(7日・横浜アリーナ)で王者の井上尚弥(大橋)に挑む元世界王者で同級4位のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)が2日、東京都内で練習を公開し「大きなチャンス。豊富な経験がリングで助けになる」と冷静に語った。

 五輪2大会に出場した34歳のサウスポーはグローブを使わず、縄跳びなどで軽く体を動かした。25歳で世界3階級制覇の井上尚を「最高のボクサー」と評し、攻撃力を警戒。階級を上げて2戦目の王者との違いを挙げ「彼にとっても難しい試合になるはず。経験の差が出る」と述べた。


  • LINEで送る