こうのとり、国際宇宙基地に到着 初の回収実験に挑む

国際宇宙ステーションに到着した無人補給機「こうのとり」7号機=27日(NASA提供)

 宇宙飛行士の生活用品や実験器具、超小型衛星などを積んだ日本の無人補給機「こうのとり」7号機が27日夜、高度約400キロの国際宇宙ステーションに到着した。ドッキングして物資を届けた後は、カプセルに入れた科学実験試料をステーションから持ち帰る初の回収実験に挑む計画だ。

 補給機は23日に鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Bロケットで打ち上げられ、4日かけて高度を上げながらステーションに接近した。約6トンの物資にはステーションに取り付ける電池も含まれている。回収実験は10〜11月に予定されている。


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