2018年9月25日 05:06 | 無料公開
北海道電力は25日、地震で停止した苫東厚真火力発電所4号機(厚真町、70万キロワット)と、知内火力発電所2号機(知内町、35万キロワット)を同日未明に再稼働させたと発表した。企業が通常営業に戻り電力需要が増加する連休明けに間に合わせた。
北海道電によると、これら2基の再稼働により同社の電力供給量は461万キロワットまで回復。管内の平日の最大電力需要は300万キロワット台半ばとなっており、供給余力が広がる。
火力発電として同社最大出力を有する苫東4号機は地震時の出火でタービンへの影響が心配されたが、点検の結果、大きな損傷はなく24日から試運転を始めていた。