国民、野党共闘を推進 参院選へ全国幹事会

国民民主党の全国幹事会であいさつする玉木代表=24日午後、東京・永田町の党本部

 国民民主党は24日、地方組織の幹部を集めた全国幹事会を党本部で開き、来年の統一地方選や参院選に向けて野党共闘を推進する方針を確認した。玉木雄一郎代表ら執行部は、立憲民主党との協力関係を築いていくと説明。共産党とは、安全保障関連法廃止を求める市民グループ「市民連合」を介し連携を模索するとして理解を求めた。

 玉木氏は一連の選挙に関し「皆さんと心を合わせ、これまで以上に地方との絆を太くしたい」と述べ、11日に発足した新執行部への協力を要請。「速やかに万全の態勢を整えたい」と語り、選挙準備を急ぐ考えを示した。支持率低迷が続く党の現状に触れ、活動強化も訴えた。


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