玉城、佐喜真両氏が互角 沖縄県知事選情勢

沖縄県知事選で互角に競り合う佐喜真淳氏(右)と玉城デニー氏=23日、沖縄県宜野湾市

 共同通信社は22、23両日、翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選(30日投開票)で電話世論調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。いずれも無所属新人の前衆院議員玉城デニー氏(58)と、前宜野湾市長佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=が互角のまま激しく競り合う展開となっている。

 ただ、2割が投票先を「まだ決めていない」としており、情勢は変動する可能性がある。

 玉城氏は、共産党や社民党の支持層をほぼ固めきったほか、地域政党の沖縄社会大衆党の8割を固めた。

 佐喜真氏は自民党支持層の7割超を固めた。渡口初美氏(83)と兼島俊氏(40)は厳しい。


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