女性の死因は脳挫傷、高齢者施設 たんすに現金入り財布

 東京都町田市の高齢者施設に入所していた無職関初枝さん(69)が殺害された事件で、警視庁町田署捜査本部は22日、司法解剖の結果、死因を脳挫傷や外傷性くも膜下血腫と明らかにした。頭部の傷の状況から、鈍器のようなもので殴られた可能性が高い。

 室内のたんすの一つは引き出しが開けられ、衣類がはみ出すなど物色されたような形跡があった一方で、現金が入った財布がそのまま残されていたことも判明した。

 捜査本部によると、頭部の傷は長さ10センチ、幅3センチで、頭蓋骨が陥没骨折していた。髪の毛には長さ数ミリの黒いねじのようなものが付いており、材質は金属やゴムとみられる。


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