改憲世論熟さず―公明・山口代表 「自民は信頼向上を」

 公明党の山口那津男代表は21日、共同通信社の世論調査で、秋の臨時国会への自民党憲法改正案提出に反対が51・0%に上ったことに関し「改憲に向けて世論が熟していない。自民党がこの現実をどう受け止めて対応するか見守りたい」と述べた。取材に対し答えた。

 安倍晋三首相「1強」は問題だとする回答が57・4%だったことには「自民党が受け止めて、信頼感や安心感を高める必要がある」と強調した。

 首相官邸幹部は内閣支持率の上昇について「党総裁選で首相が連続3選を果たし、安定政権が続くことへの期待が表れた」との見方を示した。


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