NY株、8カ月ぶり最高値 251ドル高、貿易懸念後退

 【ニューヨーク共同】20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比251・22ドル高の2万6656・98ドルと1月26日以来、約8カ月ぶりに終値の過去最高値を更新した。米中貿易摩擦を巡る過度な懸念が後退し、買い安心感が広がった。

 幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は22・80ポイント高の2930・75と約3週間ぶりに終値の過去最高を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合指数は78・19ポイント高の8028・23。

 朝方発表された米失業保険申請件数が約48年10カ月ぶりの低水準になったことなどを好感した買い注文も入った。


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