2018年9月19日 21:22 | 無料公開
19日、日本トルコ合同経済委で演説するトルコのバランク産業技術相=イスタンブール(共同)
【イスタンブール共同】トルコのバランク産業技術相は19日、日本とトルコの経済連携協定(EPA)の締結交渉を来年前半までに終わらせ、早期合意を目指す考えを明らかにした。イスタンブールで開かれた日本トルコ合同経済委員会で語った。
トルコは農産品の輸出拡大や日本企業の誘致を目指す一方、日本は自動車などの関税撤廃を求めている。双方の主張には隔たりがあり、交渉が難航する可能性もある。
経済委は経団連とトルコの財界団体、海外経済評議会(DEIK)の共催で、両国の民間企業幹部らが参加。バランク氏は日系企業の一層の進出が「目標だ」と語り、投資拡大に期待を示した。