8月の訪日客257万人 地震、豪雨響き伸び鈍化

訪日外国人旅行者数の推移

 観光庁は19日、8月に日本を訪れた外国人旅行者は推計で前年同月比4・1%増の257万7800人だったと発表した。8月として過去最多だが、大阪府北部地震や西日本豪雨が響き、7月に続き伸び率が鈍化した。

 国・地域別のトップは中国で、4・9%増の86万人。2位の韓国は4・3%減の59万3900人で、2カ月連続のマイナス。台湾が4・4%増の39万4500人、香港が0・7%増の19万8100人と続いた。

 今年1〜8月の累計は12・6%増の2130万8900人。年間2869万人だった2017年より1カ月早い8月15日時点で2千万人を突破、過去最速のペースは維持した。


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