仏内相、19年にも辞任意向 マクロン政権失速の印象強まる

フランス国民議会で質問に耳を傾けるコロン内相=12日、パリ(ロイター=共同)

 【パリ共同】フランスのマクロン政権の有力閣僚コロン内相(71)は、南部リヨン市長への復帰を目指して2020年の統一地方選に立候補するため、19年5月の欧州連合(EU)欧州議会選以降に内相を辞任する考えを表明した。レクスプレス誌電子版が18日、インタビューを報じた。

 マクロン政権の閣僚の辞任表明は、8月末のユロ前環境相、今月初めのフレセル前スポーツ相に続き3人目。衝撃を避けるための早期表明とみられるが、政権失速の印象が強まりそうだ。

 コロン氏は、17年の大統領選でマクロン氏を支持。新政権で内相に任命され、01年から務めていたリヨン市長の職を離れた。


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