浅利さんをミュージカル曲で追悼 帝国ホテルでお別れの会

浅利慶太さんのお別れの会で献花に向かう加賀まりこさん(手前左)。右は市村正親さん=18日午後、東京都内

 劇団四季の創設者で「キャッツ」や「ライオンキング」などのミュージカル上演を手掛け、7月に85歳で死去した演出家浅利慶太さんのお別れの会が18日、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれた。

 劇団員をはじめ、市村正親さんや石丸幹二さんらかつて四季で活躍した俳優や、中曽根康弘元首相ら約1300人が浅利さんをしのんだ。

 会では、演劇への思いを語る浅利さんの映像が流れた後、劇団員らがミュージカル「コーラスライン」の中の「愛した日々に悔いはない」を献歌した。妻で俳優の野村玲子さんは「生きる勇気と感動をお客さまにお届けすることが主人の変わらぬ思いでした」とあいさつした。


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