進退の稀勢の里、勝ち越しに王手 鶴竜と白鵬全勝、御嶽海は3敗

稀勢の里(右)が寄り切りで栃ノ心を下す=両国国技館

 大相撲秋場所9日目(17日・両国国技館)進退を懸ける横綱稀勢の里はかど番大関の栃ノ心を寄り切り、7勝目を挙げた。他の横綱は白鵬が大関昇進に挑む関脇御嶽海を熱戦の末に寄り切り、鶴竜は遠藤を押し出し。ともに9戦全勝。御嶽海は2連敗で3敗目。

 大関陣は高安が千代の国、豪栄道は小結貴景勝をともに押し出して勝ち越し。栃ノ心は4敗目。小結玉鷲は負け越した。

 全勝の鶴竜、白鵬を1敗で豪栄道、高安に平幕竜電の3人が追う展開。十両は荒鷲ら5人が3敗でトップに並んだ。


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