俳優の樹木希林さんが死去 75歳

インタビューに笑顔で答える樹木希林さん

 個性派俳優としてテレビドラマやCMなどで活躍した樹木希林(きき・きりん、本名内田啓子=うちだ・けいこ)さんが15日午前2時45分、自宅で死去した。75歳。東京都出身。

 1961年文学座に入り、悠木千帆の芸名でデビュー。文学座退団後、テレビドラマなどで活躍、ユニークな脇役で存在感を示した。「寺内貫太郎一家」では小林亜星さんが演じた主人公の母親で注目された。77年、芸名を樹木希林に改めた。

 代表作にドラマ「時間ですよ」「ムー」「はね駒」、映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」「わが母の記」「あん」「万引き家族」など。


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