イタリアの高架橋、潮風で腐食か 遠い再建、崩落1カ月

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高速道路の高架橋が崩落した現場=12日、イタリア北部ジェノバ(共同)

 43人の死者を出したイタリア北部ジェノバの高架橋崩落から14日で1カ月。海からの潮風に長年さらされ腐食が進んでいた可能性が浮上、ずさんな管理も重なり、複合的な要因で崩れたとの見方が大勢だ。検察当局は高速道路管理会社幹部を含む約20人を対象に捜査しているとされるが、橋の再建のめどは立たない。

 住民らは14日、事故が起きた午前11時36分に合わせ1分間黙とう。現場周辺は崩れたコンクリートが残り、さらなる崩落の危険があるとして約600人が避難したまま。運輸相は1年で橋を再建すると述べたが、地元当局はがれきの撤去作業だけでどれぐらいかかるか分からないという。