2018年9月12日 21:05 | 無料公開
ベルギー・ブリュッセルにあるスーパーの酒類売り場。ワインとビールが大半を占め、蒸留酒は少ない=12日(共同)
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州議会は12日、日本産焼酎を輸入する際、日本では一般的だがEUでは規格外の四合瓶(720ミリリットル)や一升瓶(1800ミリリットル)の使用を容認するとの欧州委員会提案を承認した。EU規格に合う容量のボトルに詰め替える手間が省け、輸出促進につながりそうだ。
来年発効見込みの日EU経済連携協定(EPA)に絡む法令整備の一環。EPAは本体とは別の付属書で「焼酎の輸出の促進」をうたっており、非関税障壁となっているボトル容量規制の撤廃方針が打ち出されていた。