関空、破損橋桁の撤去作業続く 鉄道月内復旧目指す

撤去のため、クレーン船でつり上げられる関西空港連絡橋の橋桁=12日午後

 台風21号の影響で一時全面閉鎖した関西空港の発着便振り分けを神戸空港で引き受け、国際線を含む30便の増便を受け入れる神戸市は12日、午前7時〜午後10時の運用時間制限を緩和し、朝と夜に1時間ずつ計2時間拡大して対応すると明らかにした。またタンカーの衝突で破損した関空連絡橋の橋桁2本のうち1本の撤去作業が完了した。

 神戸市は受け入れを正式に決定し、国土交通省に文書で回答した。所有する神戸空港では国や関係自治体などとの合意に基づき、運用時間が制限されている。国交省は制限内での受け入れを求めたが、神戸市は臨時措置として時間拡大を決めた。


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