2018年9月12日 04:53 | 無料公開
【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)は11日、米国が通商紛争でのWTO判断を順守していないとして、中国から約70億ドル(約7800億円)相当の対米報復措置の承認を求める要請があったと公表した。WTOの紛争解決機関は21日に会合を開き、要請について協議する予定。
WTO協定は、紛争処理で相手国がWTOの判断に従わない場合、当事国はWTOの承認を得た上で報復措置をとることができると定めている。