豊洲市場でひび割れ発生 10月の開場には影響なし

 東京都は11日、10月11日に開場する豊洲市場(江東区)の敷地内で、幅約10メートル、段差約5センチのひび割れが発生したと発表した。周辺で地盤沈下が起きたことが原因だが、補修により開業時期への影響はないとしている。

 都によると、ひび割れが発生したのは水産仲卸棟の建物部分と舗装部分の接点。豊洲は建物の周りに土壌汚染対策の盛り土をしているが、盛り土とその下にある粘土層の部分が水分を失って徐々に沈下したという。

 都は開場までにひび割れを補修する他、今後も定期的に点検するとしている。


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